在宅リーマン勉強日誌

忘れがちな毎日のメモ。

映画の”メキシカンカラー”【バイリンガルニュース深掘り】

今日聞いたバイリンガルニュースで気になって深掘りしたいのがあったので、調べました。

バイリンガルニュース(2020/4/30)

podcasts.google.com

Netflixの舞台裏

紹介されていたのが、たぶんこの動画 Netflixのドラマの撮影場面と、実際のドラマの場面の比較動画をNetflix公式が出したものなんですが、ドラマの方には黄色(黄土色?)のフィルタがかかっているのがわかります。 www.youtube.com

これは以前より問題視されていた「Mexican Filter」だそうで、アメリカのドラマや映画では(メキシコやインドなど)発展途上の国の場面になると全体的にこのフィルターがかかるとのこと。 土埃を表現するのが始まりな気がしますが、危険地帯を彷彿させる場所=黄色フィルター=メキシコに入った途端このフィルターがかかるため、差別と取られているそうです。 母国になった途端変なフィルターがかかるのは確かに解せないなあ…

妙に想像できるな、と思って思い出してみたら、最近見た映画「感染列島」でフィリピンの村を映す場面になるとこのフィルターがかかってました。


感染列島(プレビュー) どちらかと言えば、赤に近い色ですが、これを見たときは全然気になってなかった…。 見返してみると、鳥インフルエンザが発生したフィリピンは黄赤色、荒廃した街中は青灰色、病院内はクリーム色、また別の感染症が発生しているといわれたアボンは赤色でした。 国・場所が変わるときにフィルターが変わっているので、わかりやすいっちゃわかりやすいかもしれない。

まあ、ただ不安を覚えるカラーリングであることは間違いないなあと思います。 全てが解決した画面では、鮮やかで少しコントラストが強い「幸せ」なフィルターがかかっているので、 作品においてアメリカは幸せフィルターだけどメキシコは危険フィルターって、まあ物議をかもすよな。

メキシカンフィルター

かなり共通言語なんですね。 比較サイトがありました。

www.boredpanda.com

海外へのステレオタイプ

日本でも「アメリカ映画の吹き替えっぽいしゃべり方」ってありますね 実際はかなり落ち着いてしゃべってるのに、吹き替えになると急にきゃぴきゃぴしちゃう。ハリーポッターを初めて字幕版で見たときを思い出しました。 少し気にしてみるようにしようかな。