Withコロナで断捨離~その①テレビ放送
コロナが流行した。
在宅勤務が始まった。
長らく同僚の顔を見ない生活が始まった一方、休み時間に家事も済ませられ、仕事も生活も激変した。
あれ、テレビっているっけ。
テレビの受信機、断捨離しました。
朝の過ごし方
コロナ前
朝は出勤の1時間前に起床する。テレビを流し見しながら、ご飯を食べる。 時間は7時前なので、NHKであれば多少のニュースはチェックできる。 化粧や着替え、歯磨きの時はテレビは見ずに、SNSをさっとチェックし、出発。 駅までの歩いている時間はちょうど7時。NHKの朝のニュースをRadikoで聴き、電車でスマートニュースをチェックする。 電車の時間が長い(1時間強)あるので、気になったニュースがあれば深掘りできるし、特に興味をひかれなければSNSやPodcastを聴きながら会社に向かう。
Withコロナ
朝は出勤時に比べて、1時間以上遅い。 ビデオ会議がほとんどないので、化粧も必要なく、服に悩むこともない。準備時間はコロナ前の半分だ。 テレビを見ると既にワイドショー状態になっている。コロナの対応策を専門家ではない人達が議論したり、憶測を事実かのような扱いで批判している。 NHKも、ラジオではもうクラシックを流し始めているし、テレビではドラマを流し始めている。サラリーマンタイムは終了したようだ。 ニュースの取得媒体数が減るとそれだけ偏る。結局、ネットニュースも質がバラバラなので、タイトルで記事を開いたものの、大したことがない内容だったりする。
効率が悪い。
昼の過ごし方
コロナ前
同僚と食堂に向かい、30分ほどおしゃべりをしながらごはんを食べる。 SNSをチェックしながら歯磨きをしたら、チャイムが鳴るまでお昼寝をして午後に備える。
Withコロナ
まずキッチンに向かってごはんを作り始める。30分で完成させるのをいつも目標にしている。 ごはんを食べ始めるころには、お昼のニュースは終了していて、どのチャンネルもワイドショーだらけになっている。 朝のワイドショーより、一つ一つのトピックを扱う時間が延びているが、その中でニュースとして取り扱える内容を流している時間がどれだけあるのだろうか。 何かを批判するためだけに、神妙な顔をしながら、パネラーの意見を聞いていく。司会の個人的な感情や思考が(局の、かもしれないが)まるで世間一般だといわんばかりに進行に使われ、番組が進んでいく。 ごはんを食べ始めてから終わるまでにどれだけのニュースを知ることができただろうか。
夜の過ごし方
コロナ前
どれだけ早く帰ってきても19時半、仕事が遅くなったうえ、途中で買い出しをすると21時になったりすることもある。そこからごはんを作って、シャワーに入ったら、いい時間。 SNSをみて少しだらだらしたり、テレビをザッピングしてよさそうな番組があれば少し見る。 毎日帰ってくる時間が違うので、何か一つの番組を追うことはない。
Withコロナ
コロナで会社に金がない。 在宅でただでさえ通勤の1時間半(帰りは特に乗り継ぎが悪くなるので、朝の20%増し位の時間がかかる)は必要ない上に、人件費削減のための残業規制が入る。つまり、とにかく定時に業務を終了しろ、である。 定時で終わるとごはんを作って19時前なんてことも。 ゆっくり過ごす時間が増えて、ご飯を食べてからお風呂、そして晩酌をすることが多くなった。 特に時間に追われていないから、テレビもながら見より、もっとちゃんと見る。 毎日のルーティンも残業規制のおかげ様で定まってきた。毎日同じ時間にテレビを見ることも可能だ。 だんだん、テレビ番組を覚え始めて、好みが出てくる。 逆に好みでない番組しかないと、せっかくの晩酌タイムもあまり楽しくない。Youtubeの好きなチャンネルを眺め始める。
新しい生活様式はこれ!
とにかく、テレビを見ることでストレスがたまることが増えた。 特に芸能人のスキャンダルや、憶測ばかりに決めつけた意見を張り付けて、事実のように見せるのが苦手だった。 ゆっくりするときも、できるだけ楽しい番組を見ていたい。
朝と昼のお供
Youtubeでニュースを流す番組がある。 ただキャスターがニュース原稿を読み上げるだけで、誰もそれにちゃちゃを入れたり、文句を言ったり、クレーマーのような意見をしない、清々しい時間である。 ご飯の時間がまちまちでも、Youtubeなら動画の冒頭から見ればよいので、トップニュースを逃すことがない。
TBS News
昼は11:30~ライブ配信される。 夜にNスタのダイジェスト版が配信されるので、翌朝眺めることができる。
FNNプライムオンライン
昼は12:00~、夜は19:00~ライブ配信される。
ANN News
24時間ニュースが特徴。 いつ見てもニュースが流れ続ける。 随時新しいニュースではなく、朝日系列のニュース番組を再編成し繰り返し放映している。 ニュースを1周するのは10分弱なので、サクッと見れる。
夜のお供
Youtube、TVer、Amazon Primeを見続けている。 テレビ放送の代替としては、Tverが主。 見れる番組が限られているとは言え、感覚的には割と見れるな、と思っている。 深夜番組で面白いものを見るハードルが軒並み下がった。すごくいい。 また、CMの時間が短かったり、早送りができるので、時間短縮もできる(実際はこれがすごく気に入っている)
テレビ放送なし生活のすすめ
ここまで、長々とテレビ放送からネット放送への移行を紹介した。
実際にテレビ放送をやめてみて大丈夫?を考えたい。
メリット
- ワイドショーを目にしなくて良い
- 長いCMやオチを伸ばし続ける番組は早送りできる
- 放映時間に縛られることがない
- 効率よく情報を拾っていける
精神衛生上+時間効率面が圧倒的だと感じている。
時間効率だけを考えるとネットニュースの記事を読むのもいいのだが、結局自分の好みに偏ってしまって、知らないホットトピックに気づかないことに危機感を感じているからこそ、時間の中の質を考えたときにフラッシュニュースをながら見する方がいいと感じている。
デメリット
- 災害時に緊急放送が見れない
- NHKが見れない
- 見逃し配信をしていない番組もある?
緊急放送に関しては、Youtubeでも流すと各チャンネルで銘打っているが、地震の時にネット回線が落ちてしまってはみることができない。 そもそも停電になるとテレビも見れないし、災害向けラジオを買っているので、本当に危機的状況にはあまり変わらなくなるかも。
NHKは受信料徴収に賛否両論あるが、結局のところ国営放送だけあって、自然系番組の映像の質や教育テレビの編成(科学系が結構面白い)が気に入っていたので、テレビ放送を断捨離すると見れなくなってしまうのは惜しい。 (我が家は引っ越しに伴って、受信機そのものを断捨離したので根本的に見れない) 確かネットのサブスクも有料タイプだよね。本気で検討したことがないので、詳しくないけど。
逆にあまりNHKを見ない人には良いかもしれない。受信機がある場合は受信料徴収の対象になるので、じゃあ受信料を払わなくても良いとはならないが…。
まとめ
テレビでだらだらとみてしまっていた時間があることに気づくと、テレビなし生活も悪くない。 1か月ほど行ってみたが、全く問題なく生活しているし、無駄なイライラを止めることができた(ワイドショーがとにかく嫌いだった)ので満足している。
いかがでしょう。