在宅リーマン勉強日誌

忘れがちな毎日のメモ。

海外でロスバゲした【英語サンプル付き】

海外で初めてロスバゲ(=預入荷物が返却場所で流れてこない)を体験しました。

ちなみにこれは荷物がちゃんと帰ってくるタイプのロスバゲ向け記事です。

 

EU圏内でのトランジットの結果でしたが、自分の荷物が出てこないあの焦燥感は何にも代えられない。そして、その後も色んな事を検索しまくって、本当に時間を費やしました。

次困ったときに優雅に過ごせるようにメモを書きます。

ロスバゲが日本だともっと楽かもしれないけど、全て英語で対応しなければだったので、その時使った例文も書きます。英語で対応してもらっただけまだましだったかな~

最後に実体験も書いておくので参考まで。

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海外空港で自分の荷物が出てこなかったときに優雅に対応するには

手荷物受取のコンベアを丁寧に確認

基本的には、新しい荷物流れてこなくなったな…と思った時点で終わりだけど、しっかりもう自分の荷物が流れてこないことを確認する。


カウンターの方に助けを乞う

大きい空港で、わからなければ周りの職員の方に連れて行ってもらうと話を通してもらえるので楽。

"My bagage seems not come out. Where shoul I go?" (私の荷物が出てこない。どこに行けばいい?)マイ バゲジ シームス ノット カム アウト. ウェア シュド アイ ゴー

 

だけど、出口近くとかに大抵困ったときの受付があるので、てくてくそちらに向かうのでオッケー。荷物が出てこない、というと「本当に?念入りに確認した?もう一回見てきて」などと言われる(You sure?ユーシュアとかAgainアゲインと聞こえたらおそらくそう言われている)。

"I checked carefully."(念入りに確認した)アイ チェック(ド) ケアフリー

 "I wait over 3 rounds."(3周以上待った)アイ ウェイ(ト) オーバー スリーラウンド

とか言っておくと(実際待ってなくても)書類を渡されて下記を記入する。

  1. 現地の滞在場所
  2. メールアドレス
  3. 電話番号
  4. パスポートの情報

 などなど。

スーツケースの詳細も聞かれるので、写真があるといい。色や固さ(ソフト/ハード)などをイラストから選ぶスタイルなので、あまり英語ができなくてもいいかも。色はかなり細かいので、本当に写真を持っていればよかったーと思った。

いつ頃届けられる予定だ、だの、受取はどこがいいか(日本に送るか、滞在のホテルに送るか、空港で受け取るか)を聞かれる。

航空会社にもよるけど、最後に"日用品(トイレタリー)はいるか?"といわれるので、もらえるものはもらっておく笑 *詳細は体験記へ


ホテルのフロントで受取をお願いしておく

これは別にやらなくてもいいけど、

My luggage will come in few days. So if you received, please let me know.”(私の荷物が数日で届くから、届いたら教えてください)マイ ラゲジ ウィル カミン フュー デイズ. ソー イフ ユー レシーブ(ド) プリーズ レッミー ノー

荷物が届かないって正直すごくすごく不安に過ごすことになるので(私は3回聞きに行った)、一言添えておくとよいと思います。


周辺のドラッグストア・衣料品店を確認

すぐ荷物が届くのであればいいけど、時間がわからない場合はホテル周辺のドラッグストアや衣料品ですぐ必要なものを買う。

モントリオール条約で上限15万くらい補償してくれるので、旅行保険とかクレカで補償をつけていなくても全く問題ありません。

もちろん補償対象は決まっていて、すぐに必要な化粧品とか洋服のみです。

その場でしか使えない(ことになっている)化粧品類は全額、その後使えるものとして洋服等は半額バックしてくれます。

もちろん、買ったときのレシートはすべて取っておいてください。


航空会社へ請求

これは帰国後とか落ち着いてからゆっくりで大丈夫

航空会社に、上記の補償してもらえるものを買った領収書を送る。

「(航空会社名) 手荷物遅延」とかで調べると、どこから申請したらいいんだ、ってくらい何も見つからなかったので、普通に問い合わせ窓口からメールを送りました。

【実体験】どういう状況でロスバゲしたのか

さて、最後になぜロスバゲしたのか?結局荷物は戻ってきたのか?を書きたいと思います。

 

出発 

まず、航路ですが、欧州の某国からドイツ・フランクフルト経由でまた他の欧米某国でした。

欧州内なのに直行便がない、くらいにはあまりかかわりのない国から国への旅行でした。

 

航路:某欧米国→ドイツ・フランクフルト→某欧米国

 

今考えるとチェックインカウンターで、ダイレクトなのか経由なのかをそもそも聞かれませんでしたね…

ただ相手は天下のルフトハンザ便。しかもたまたま出張でビジネスクラスだったから、何にも疑問を抱かずに、いました。

 

到着。…ロスバゲ発覚 。

欧州域内(短時間)のビジネスクラスだと、乗客ってすごく少ないので、荷物預けている人も10人なんていないんですよ。(そもそも上限が12人くらい?)

 

だから、かなりベルトコンベヤから荷物が出てきてかなり早い段階でエコノミークラスの荷物も出てきて(タグが付いてないからわかる)、なんかおかしいな?と思いました。

 

到着は23時過ぎだったので、おそらく最後の到着便だったのでしょう。他の荷物はなく、ただ周りが荷物を取っていくのを眺めるだけの時間が過ぎました。

 

荷物が来ないことが確定してからは、上記の通り。

ただ、到着地には2泊しかしないことに少し不安を覚えつつ、深夜のテンションと初めての体験に少々ハイになっていました。

 

もらった日用品

 

申請は上記で書いた通り。

しばらく過ごす用として、日用品をもらいました。女性用と男性用があり、女性用をもらいました。

中身は、下記の通りでした。一晩越すのに助かりました。

  • Tシャツ(Lサイズ)
    パジャマとして使いました。大き目なので、ズボンはついてなかったけど、ワンピース感覚で使いました。
  • 洗濯洗剤
    当日来ていた服をもう一度着るために、洗濯に使いました。
  • 歯ブラシ・歯磨き粉
    海外のホテルにはついてないことも多いので、助かりました。
  • シャンプー
    中国製ですが、ダブです。普通にいい匂い。みんなこれなのか、アジア系だから中国製なのかはわかりませんが、地域によって髪質が全然違うので中国製であることは助かりました。
  • 日焼け止め
    実際には使っていないですが、なぜ真冬に日焼け止め?と少し感じました。オールシーズン同じなんですかね?
  • デオドラント
    海外っぽい!笑 かなりきつめの匂いですが、いわゆる「フローラル」の匂いです。香水文化圏は、匂いをきちんとつけておくのは常識なのかな。
  • ヘアブラシ
    これは日本のホテルにもついているレベルのものでした。ロングヘアーにはすごく助かる。
  • 生理用品
    生理中の方は死活問題ですもんね。幸い使う必要がなかったのですが、ナプキンとタンポンが一つずつ入っていました。ただ、ナプキンは小さめだし、タンポンは上級者仕様(ひもがついてなさそう?)だったので、持参のがあるのがベストですね…。いきなり海外のものを使うのはキツイ…。
  • 爪やすり
    実際には使わなかったけど、いわゆる板状のものです。

 

荷物到着まで

ルフトハンザでは、自分の荷物の現在のステータスを見ることができます。

アマゾンとかで、荷物がどこの集荷所についた、とかそういうのが見れるのと一緒です。

いつ届くのかによって、買わなければいけないものも変わってしまうので、ここはかなり用心して定期的にチェックしていました。

何しろ、移動がそんなに長くなかったので、化粧品等まったくもたずでした…。

 

到着当日は、自分の荷物を洗濯してすぐ寝てしまいましたが、翌朝には荷物がフランクフルトにあって、昼12時着の飛行機で現地に着くことステータスが更新されていました。

その日も仕事でしたが、出発時間のギリギリまでホテル周辺のドラッグストアをめぐって化粧品の調達等をしていました。

夜になり、荷物は届いているはずだけど、届いていなければ追加で購入の必要があるので、ホテルに確認の電話をしたところ、まだホテルには届いていないとのこと。

翌日の朝には出発予定だったので、かなり焦り、空港にもかけてみようと思ったくらいでした。

 

結局フロントにしつこくまだかまだかと聞いていたからか、荷物が届いたのは夜中の0時過ぎだったのですが、内線で届いたと連絡がありました。

翌日用に洋服を既に洗濯していたので、着るものがない状態でしたが、コート一枚で何とか荷物を受け取ることができました。

まとめと反省

結果的には、荷物の紛失を空港で申請してから、ホテルに着くまでは24時間くらいかかりました。

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これは荷物が止まっている空港からの便次第ではあると思いますが、私はハブ空港であるフランクフルトで止まっていたので、比較的早い方ではないかなと思います。

ただ、やっぱり海外でトラブルに合うと本当に焦る!!!海外慣れしている方でも、初めてのトラブルは多少苦労すると思います。

 

実際にロスバゲを経験して、次からは以下実施しようと考えています。

ただ、本当にトランジットの場合くらいかな。ダイレクト便でなくなるのはあまり多くないと思いますので、危ない航路だなと思ったら位の感覚でとらえています。

 

旅行前

  • 荷物リストの作成
    何を入れているかを荷造りの段階で書いておきます。これは、最悪完全ロストや長期間返ってこなかったときに申請時あると便利です。
  • 預入荷物の撮影
    荷物の外観の撮影。もちろん中身も撮影できればあとで確認もできますが…。
    紛失申請時にコミュニケーションが楽になります。
  • 予備品セット
    一番大事!手荷物を軽くしたいけど最低限入れておきたいセットを作って仕込んでおきます。
    これは人それぞれですが、日用品セットにはないものを入れておくのがいいと思います。
    個人的には、化粧水・ファンデーション・口紅・洗顔料・下着セット・生理用品かな
  • 保険の確認
    基本的に、モントリオール条約で補償されるので大丈夫ですが、自分の保険が対象かを知っておいてもいいかなと思います。正直なくていい。

旅行中

  • レシート保管
    買ったもののレシートは保管しておきます。これはロスバゲ後でも前でも一緒。最悪完全紛失した場合は、買ったもの全額補償になりますので。
    クレカ払いだったら履歴残ってるので、基本は他の物に対してかな。
  • チェックイン時の念押し
    トランジットする場合は念押ししておこう。次から絶対。
    途中で荷物を引き取る必要がないか?最終目的地までもっていってくれるか?を確認する。

 

以上、ロスバゲしたときの心得と実体験でした。

役に立たない記事であれば、幸い。